『小学館百科大事典 きっずジャポニカ 新版』が発売になりました。

2013-12-05

きっずジャポニカ

 

『小学館百科大事典 きっずジャポニカ 新版』発売中です。1年間は割引価格で販売されるそうです。

この手の事典は数年ごとに改訂され、新版になります。その際、2割程度の新項目が追加されます。

小学館の編集者から項目執筆の打診がなされたのは、昨年前半のことでした。

それから打ち合わせを経て項目表をいただき、せっせと書いては入稿していきました。

昨年夏にはすべての原稿を引き渡し、原稿料も頂戴しています。

それから約1年で、ようやく発売。編集者は8カ月間、毎日校了の連続だったそうです。

事典を作るには体力が必要です。出版社にはノウハウと資金力が、編集者には知の持久力が。

私は縁あって平凡社、学研と百科事典を出している出版社から給料をもらってきました。

ですからこの仕事には感慨を覚えています。

平凡社では雑誌部にいましたが、よく百科作りの大変さを聞きました。

百科の編集はマラソンで、雑誌は短距離走であるという比喩をなるほどと思いました。

さしずめ書籍は中距離走なのでしょう。

そろそろ三浦しをんさんの『舟を編む』を読んでみようかと思っています。

 

 

 

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