12月, 2018年
ゴーストライティングとは
一般の人が本を作るという作業は、プロの援助なしでは非常に困難です。
まず読みやすく内容の濃い原稿を1冊分(6万から10万字)作成しなければなりませんが、これはよほど文章を書くことに慣れた人でも年単位の仕事になります。
実際に世の中に出ている本は、作家などプロの物書きを除けば95%がゴーストライターの力を借りて作られています。
それがあまり知られていないのは、著者、出版社、ライターのそれぞれがそのことを公表しないからです。
写真は弊社が今年手掛けた本です。著者は作詞家の宮内たけし氏。話が決まってから1年半で世に出すことができました。
時間がかかったのは、各地の取材をしたことと、氏の仕事が取材中にどんどん拡がりを見せたからです。
書籍のゴーストライターは、短い間ですが著者と人生を伴走します。そうして著者になりかわって心から発表したいことを文章化するのです。
キーワード研究
先日の九州ECのセミナーで講師の酒匂雄二さんのお話に刺激を受け、自分がどんなキーワードでヒットするのか、調べてみました。
今までは「山崎修」とか「悠々社」といった固有名詞で検索にどのくらいヒットするのか調べていたのですが、それは製品メーカーが型番で検索しているのと同じこと。お客様、とくに潜在顧客のみなさんは、自分のニーズを自分の言葉で検索するはずと聞いてショックを受けました。
当方の潜在顧客は、本を作りたいが原稿が書けなくて困っている方々です。では、その人が埼玉県比企郡にお住まいだとして、「比企 ゴーストライター」でヒットするかどうか調べてみました。
ふむふむ、1ページ目に表示されています。「小川町 ゴーストライター」でも同じです。
では「埼玉県 ゴーストライター」ではどうか。まったくヒットしませんでした。これではお客様が向こうから探してくれるのを期待するのはむずかしそうですね。
そういう言葉でも検索でヒットするようになるためには、ひたすらブログを書き続けることだそうです。そこで一念発起して、これから「本を作りたいが原稿が書けない」という皆さまのための記事をせっせと書こうと思います。どうぞよろしくお願いします。
新刊をまとめてご紹介
またまた新刊案内が溜まってしまいました。本年分の残りです。
リストを見るには、https://booklog.jp/users/yamasansへどうぞ。
これまでに作った178冊(市販分のみ)が全て見られます。アマゾンへのリンクもあります。