ゴーストライティングとは
2018-12-27
一般の人が本を作るという作業は、プロの援助なしでは非常に困難です。
まず読みやすく内容の濃い原稿を1冊分(6万から10万字)作成しなければなりませんが、これはよほど文章を書くことに慣れた人でも年単位の仕事になります。
実際に世の中に出ている本は、作家などプロの物書きを除けば95%がゴーストライターの力を借りて作られています。
それがあまり知られていないのは、著者、出版社、ライターのそれぞれがそのことを公表しないからです。
写真は弊社が今年手掛けた本です。著者は作詞家の宮内たけし氏。話が決まってから1年半で世に出すことができました。
時間がかかったのは、各地の取材をしたことと、氏の仕事が取材中にどんどん拡がりを見せたからです。
書籍のゴーストライターは、短い間ですが著者と人生を伴走します。そうして著者になりかわって心から発表したいことを文章化するのです。
←「キーワード研究」前の記事へ 次の記事へ「パーソナル出版について」→